生麦にて

2008.02.23


  キリンビール「生麦工場」

今日の東京は低気圧の通過で朝から強風。それも南風ということなので、空港で練習(当然撮影)に向かう気にもなれず、前からカミさんが行きたがっていた生麦に出かける。
 当然ながらこの寒空に生麦事件の慰霊碑を見に行くわけもなく、お目当ては『麒麟麦酒・生麦工場』と決まっている。すきっ腹を抱えながら京浜急行「生麦駅」から風の強い中を歩くこと10分で生麦工場の見学施設に到着。

受付で「予約はされていないですか?」と嫌味を言われながらも大切な引換券を頂戴し、案内されるがままに工場内を見学。土日はメンテナンス日ということで醸造工程も瓶詰工程もお休みといささか間抜けな見学であるが、その先にある試飲こそが見学の最重要ポイントであり、そこさえメンテナンス中でなければ憂いはない。

ホットビアーとヨコハマビアサケ

見学を始めて苦節40分、とうとう試飲である。説明員の注意ごとなど上の空で、出来たての一杯をすきっ腹に収め、土産物として売られている小岩井のチーズを購入し、躊躇なくつまみとさせていただく。

試飲で飲み足りるはずなどなく、工場を後にし隣接するビアホールになだれ込む。カミさんが楽しみにしていた「ホットビア」や自家醸造の旨いビールをグビグビやりながら、ベーコンの燻製、定番のソーセージ盛りなどを頂き、風の強い生麦の地を後にする。