「薄れることなく残す災害の記憶」

集中豪雨のもたらす被害は事前の想定を越える場合が多く、地方を旅していると、生々しい自然の爪あとを見る機会が多くあります。
1993年8月に鹿児島を襲った集中豪雨で、ここ竜ヶ水駅は土石流に飲み込まれるのですが、乗務員の判断で非難活動が行われ、多くの乗客が難を逃れました。ただ、被災後に多くの世帯がこの地を離れ、今は普通列車すら大半が通過する駅となり、一部では秘境駅とまで言われています。

撮影場所: JR九州 日豊本線「竜ヶ水駅」
撮影日時: 2008年12月18日
撮影機材: Canon EOS Kiss Digital X

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